燧ヶ岳　俎嵓（2,346m）・柴安嵓（2,356m）

【日時】　２００９年９月６日（日）日帰り

【メンバー】　セフコＴ・セフコＨ

【天候】　晴れ

【コースタイム】　4:00 自宅発＝（関越自動車道小出ＩＣ・Ｒ352号経由）＝6:40 御池～7:00 発―7:50 広沢田代（休憩5分）―8:35 熊沢田代（休憩5分）―9:55 燧ヶ岳・俎嵓（休憩10分）―10:25 燧ヶ岳・柴安嵓（昼食30分）―11:15 燧ヶ岳・俎嵓―12:00 熊沢田代（休憩5分）―12:35 広沢田代―13:10 御池＝（Ｒ352号・関越自動車道小出ＩＣ経由）＝16:40 自宅

（登り俎嵓まで2時間55分　柴安嵓までプラス２０分　下り柴安嵓から2時間15分　標高差861m　累積標高差1,004m　登り積算距離　柴安嵓まで5.030㎞　車両走行距離往復290㎞）

　百名山１１座目は燧ヶ岳。７月に行ったが、途中撤退したのでそのリベンジ。銀山平からの352号線は二度と運転したくなかったが、晴れの予報に誘われて行くことにした。朝は雲が多かったが御池登山口に着いた時には快晴になった。花は終わり紅葉にはまだ早いこの時期はさすがの尾瀬も空いていた。御池の駐車場はガラガラ。燧ヶ岳の山頂はそれなりに賑わっていたが、登りも下りもあまり人に会わなかった。山頂からは尾瀬沼・尾瀬ヶ原・至仏山がよく見えた。７月の時より天気が良かったので今日登れてよかった。

AM7:00 御池駐車場発

　朝４時自宅発。関越自動車道小出ＩＣを降り、シルバーラインから銀山平。そして国道352号のクネクネを１時間以上走る。６時４０分、御池着。７時、歩き始める。すぐに燧裏林道との分岐。初めは木道だったが、次第に急登になりゴツゴツした岩やぬかるみの登りとなる。７時５０分、広沢田代着。大きな湿原で大小の池塘がある。この先は湿原を右に回り込むようにしてまた樹林帯に入る。広沢田代に出る前と同じような急坂となる。


AM7:05 燧裏林道分岐	AM7:50 広沢田代	イワショウブ


	前方は燧ヶ岳

オゼミズギク
	オゼミズギク

熊沢田代と燧ヶ岳

熊沢田代と燧ヶ岳　

　熊沢田代

　熊沢田代

　８時３５分、熊沢田代着。先程の広沢田代よりさらに大きな湿原で大きな池が二つある。ここはベンチもあり休憩にはよい場所である。行く先に木道がくの字に曲がって続き、その前方には燧ヶ岳の雄姿がそびえ立つ。青い空とマッチして雄大な景観である。湿原の草紅葉も始まりかけている。この先は木の階段が延々と続き、また樹林帯に入る。そして瓦礫で埋まった涸れ沢の登りになる。崩れやすい道で歩きづらい。直登出来ない所まで来ると、左にトラバースする。道に迷わないようにいくつか看板が設置されてある。最後はハイマツのトンネルのような道を登りきると山頂に出る。

AM8:35 熊沢田代

　熊沢田代を振り返る

　熊沢田代

オオバセンキュウ
	オオバセンキュウ

　燧ヶ岳は双耳峰で俎嵓（まないたぐら・2,346.0m）と柴安嵓（しばやすぐら・2,356m）の二つの山頂がある。最初に出た山頂が俎嵓で三角点はあるが、山頂名の書かれた看板がないのが残念だ。まずはここで休憩。７月に来た尾瀬沼が見下ろせる。燧ヶ岳は他にミノブチ岳、赤ナグレ岳、御池岳のピークがありそれらも見下ろせた。御池からの道はあまり人がいなかったが、山頂は大勢の人で賑わっていた。尾瀬沼から登る人の方が多いのだとうか。燧ヶ岳の最高峰は柴安嵓なのでそちらを登らないわけにはいかない。コースタイムは片道２０分。空身でピストンも考えたが、時間的に柴安嵓でお昼を食べた方が良さそうなので荷物を背負って行く。下って登り返しと双耳峰って無駄なアルバイトを強いられるのがつらい。

　１０時２５分、柴安嵓着。こちらは御影石？で出来た立派な山頂柱があり、また別に木で出来た看板もあった。山頂は俎嵓より広く平らなので昼食を取るにはこちらの方が良さそうである。ここからは至仏山と尾瀬ヶ原が一望出来る。俎嵓からは柴安嵓が邪魔するのである。朝の快晴の青空も段々雲が広がり、展望はあるが、すっきり遠くの山々までは見渡せなくなってきた。


AM9:55 燧ヶ岳・俎嵓山頂	AM10:25 燧ヶ岳・柴安嵓山頂


山頂から見下ろす尾瀬沼	俎嵓から見る柴安嵓

山頂から見下ろす尾瀬沼とミノブチ岳

　至仏山と尾瀬ヶ原

　１０時５５分、下山。といっても俎嵓への登り返しである。１１時１５分、俎嵓通過。１２時、熊沢田代通過。１２時３５分、広沢田代通過。１３時１０分、御池着。御池ロッジでは500円で入浴出来るが温泉ではない。やっぱり温泉に入りたかったので、銀山平まで戻り、白銀の湯（一人650円）で温泉に入った。下山して疲れた体でのまたあのクネクネ道の運転はつらかったが、温泉に入ってなんとか疲れがとれ、小出ＩＣから関越道に乗り、１６時４０分、自宅着。


PM0:00 熊沢田代	熊沢田代


池塘	池塘

熊沢田代

色づき始め	エゾリンドウミヤマアキノキリンソウ

２００９年山行記録