 オリンパス・ペン Lite E-PL1 ダブルズームキット  アダプターを付けるとフォーサーズレンズも装着出来る |
新しいカメラを買ってしまった。オリンパス・ペン Lite E-PL1 ダブルズームキット 。マイクロ一眼と言われる分野で光学ファインダーがなくミラーレスの一眼。謳い文句はコンデジ並のサイズで一眼レフ並の画質。（どちらもそこまでは行っていないのだが）いま使っているオリンパス
一眼レフE-3。防塵・防滴機能があり写りも満足。ただし重くて嵩張る。コンデジも持っているがやはり写りは満足出来ず、また液晶を見ながらの撮影も好きではない。サポータータイツにダブルストックというスタイルに変えたのを期にカメラも軽くてかわいい？のに変えて見ようかと思った。 次の日曜日に東京に遊びに行くのでデビューはその時に、と思ったのだが、買ってしまえばすぐに使いたくなる。ということで今回の唐松岳に持って行くことにした。とはいってもまだ予備のバッテリーも買っていない。（このカメラ、撮れる枚数が少ないので予備バッテリーは必須）写りも未知数なのでこのカメラだけでは心許ない。で、一眼レフE-3との２台体制。（全然軽量化になっていません）唐松岳はそれほどきつい山ではないので、まあ、いっかな。 普通はカメラ本体にレンズを２本というパターンであるが、今回はなんとカメラ本体２台にレンズ１本というスタイル。（まずありえません）ペン Lite E-PL1はアダプターを付けるとオリンパス 一眼レフのレンズは装着出来るのである。とはいっても山で頻繁にレンズ交換（本体交換？）をするのは大変。なので登りはE-3、下りはペン Lite E-PL1を使うことにした。同じ景色を違うカメラで撮って写りを比べるのである。 登りは山頂に近づくほどに霧雨のようになり雨具装着で当然カメラも濡れた。やはりこういう状況になると防塵・防滴機能のあるE-3は心強い。下りは霧雨も止んだのでペン Lite E-PL1にバトンタッチ。このカメラはミラーレスということでコンデジのように液晶を見ながらの撮影になる。外での撮影の場合、液晶は見えづらい。それでコンデジ同様、ピンボケが多くなる。また合焦しているのにシャッターが降りないケーズも頻繁にあった。多分これはアダプターを付けての撮影だったからのようで、付属のレンズ（純正レンズ）なら大丈夫のような気がする。 写りに関してはE-3と大差がないように感じた。E-3の場合は露出を変えたりして頻繁に設定を変えて撮影するのだが、ペン Lite E-PL1はそれが面倒なので（メニュー画面で変えなければいけなので）ほぼオートで撮った。またペン Lite E-PL1にはアートフィルター機能というのが搭載されていて、普通は撮影後、パソコンのソフトを使ってエフェクトをかけるのだが、それが撮影時に出来てしまう優れもの。（このカメラを買った理由のひとつ）今回それを花の撮影などに使ってみた。結果は山での撮影にはあまり向かないような気もしたが、ジオラマというフィルターはなかなかおもしろかった。 いろいろ弱点もあり、山に持って行くにはちょっと頼りない面もあるので、E-3に取って代わる、というわけにはいなかいようだ。まあ、ペン Lite E-PL1は旅行や普段撮りに使うつもり。って、旅行なんてあまり行かないし、普段もあまり撮らないのだが。だったらなんで買ったのか、ていう話になる。一度ペン Lite E-PL1だけで山に行ってみようかな。 |
