 AM6:55 除雪終点発 |
朝４時４０分、自宅発。関越自動車道越後川口ＩＣを降りて国道117号・253号・353号を経て松之山温泉へ。さらに奥にある大厳寺高原のキャンプ場を過ぎて林道を進むと除雪終点に出る。路肩に数台駐められる。 ここは６年前のまったく同じ日に訪れている。林道が雪に埋まっているのは承知して来ている。我々が駐めた所から先に車が駐まっていた。雪を乗り越えて進んだようだ。そこに年配の男性が歩いてきたので挨拶をすると、あの車、雪にはまって動けなくなっていると教えてくれた。 |
我々が準備をしているとその車はやっと脱出してこちらに戻ってきた。もう一人このキャンプ場の人らしき人がスコップを持って歩いてきた。どうもこの人がスコップで脱出を手伝いしたようだ。車は宇都宮ナンバーの外車だった。しきりに恐縮していた様子だった。 ６時５５分、歩き出す。先程車がはまった所は一部にだけ深い雪が残っていた。雪がシャーベット状なのでかえってスッタクしたようだ。ここを越えると道路は雪がなくなった。しばらく舗装道路を歩く。そして林道は雪で完全に埋まった。 |
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| 林道を進む | 雪に埋まった林道 |
７時４０分、建物が現れた。トイレだ。たぶんここが夏の登山口だ。（夏場に来たことはないのでわからないが）ここから雪に埋まった沢を詰める。一面ブナ林で新緑と残念がきれいだ。ここで６本爪のアイゼンを付ける。 |
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| AM7:40 夏の登山口 | タムシバ |
ほぼトレースはなく、あっても雪解けでわかりにくくなっている。ただ雪に埋まっているのでどこでも歩ける。登りやすそうな斜面を選んで登りきると稜線に出た。どこかに夏道があるはずとしばらく探すとあった。ここからは夏道と雪の上を交互に歩くことになる。 雪のない登山道にはイワウチワがいっぱい咲いていた。上を見上げると白いタムシバが青空に映えて新緑の緑と共にきれいだった。 |
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| 新緑のブナ林 | |
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| 残雪の沢を詰める | |
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| イワウチワがいっぱい | |
８時５０分、天水山山頂着。山頂も一面ブナ林で展望はよくない。前回はここから下山したが今回はこの先にある三方岳まで行く予定。山頂に出た途端虫がまとわりつてきたので防虫ネットを被る。虫がいたのは山頂付近だけだった。 ここから三方岳へ行く夏道を探す。しばらくウロウロしてやっと見つけた。一旦下って西ノ峰へ登り返す。そこからまた下って登り返す。相方が遅れ始めた。このペースだと三方岳まで行くのは無理みたいなので開けた所で撤退を決めた。ここで昼食。先週のように単独なら三方岳まで行けたのにちょっと残念だ。 |
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| AM8:50 天水山山頂 | |
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| AM9:35 この上の雪原で撤退・昼食 | |
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| 三方岳 | |
１０時５分、下山。西ノ峰を登り返して下った鞍部から沢を下る。前回もここから下っている。一応夏道はあるようだが完全に雪に埋まっている。前回はすんなり林道に出られたが、下っていくと前回より雪が少ないのかヤブや沢が現れなかなか林道に下るポイントを見つけられない。何度か登り返して広い沢を見つけて下り林道に降り立った。 |
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| 下山 | |
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| 鞍部から沢へ下る | |
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| 林道に降り立った | |
降り立った林道は舗装道路が出ていたが、その前後は雪に埋まっていた。ここから夏の登山口までの林道はほぼ雪に埋まりずっと雪のトラバースになった。１１時１５分、夏の登山口。ここから朝来た林道を戻る。途中で朝スッタクした車の男女２人組が休憩していた。山に登ったのですか、と聞いたら、止めたとのこと。 |
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| 雪に埋まった林道 | |
朝の単独の男性が熊に遭遇して戻ってきたようで、その話を聞いて止めたとのこと。結構大きな熊だったとのこと。もしかしたら我々も遭遇したかもしれなかった。１２時５分、車に戻った。帰りも関越自動車道越後川口ＩＣから高速に乗り自宅着１４時２５分。 |
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