磐梯山(1,818.6m)

【日時】 2020年6月7日(日)日帰り

【メンバー】 セフコT・セフコH

【天候】 晴れ時々曇り

【コースタイム】 4:15 自宅発=(磐越自動車道磐梯河東IC・磐梯ゴールドライン経由)=6:45 八方台駐車場〜7:00 発―7:30 中の湯(5分休憩)―8:40 四合目弘法清水(5分休憩)―9:15 磐梯山山頂(20分休憩)―9:55 四合目弘法清水―10:20 猪苗代登山口分岐―10:30 櫛ヶ峰鞍部―10:40 猪苗代登山口分岐(昼食25分)―11:25 お花畑分岐―12:25 中の湯(5分休憩)―12:55 駐車場=(磐梯ゴールドライン・磐越自動車道磐梯河東IC経由)=15:30 自宅

(行動時間5時間55分 周遊積算距離9.732q 累積標高951m 車両走行距離往復367q)

【使用カメラ】 オリンパス・OM-D E-M1・MarkU

 首都圏以外の県外移動も解除されたので今日は福島県の磐梯山に登った。県外に出るのは2ヶ月半ぶり。高速に乗るのも2ヶ月ぶり。長野・群馬でもよかったが高速の休日割引がまだ適用されないので高速代が一番かからない福島にした。磐越自動車道は普段でもガラガラだが普段以上にガラガラだった。

 磐梯山はミヤマキンバイやイワカガミが満開。磐梯山の固有種であるバンダイクワガタは一輪だけ見つけた。久しぶりに登る高い山はやっぱりよかった。

AM7:00 八方台駐車場発

 朝4時15分、自宅発。磐越自動車道磐梯河東ICを降りて磐梯ゴールドライン経由で6時45分、八方台駐車場着。約30台駐車可能ということだが8割方埋まっていた。(満車の場合は400m手前の八方台第2駐車場へ)7時、歩き出す。

 しばらくはブナ林のなだらかな道が続く。7時30分、中の湯着。硫黄の臭いが強い。すぐに裏磐梯登山口への分岐。所々ムラサキヤシオが咲いてる。弘法清水まで1.1qの看板の所で視界が開け、残雪の飯豊連峰と檜原湖が見えた。飯豊が見えたのはこの時だけで磐梯山の山頂では雲に隠れた。
ブナ林 AM7:30 中の湯
ミツガシワ ムラサキヤシオ
飯豊連峰
檜原湖
AM8:40 四合目弘法清水

 8時35分、お花畑への分岐を過ぎ、8時40分、四合目弘法清水。5分休憩して磐梯山へピストン。ここからはひたすら急登が続く。足元にはスミレが頭上にはミネザクラが咲いていた。
ミネザクラ
磐梯山山頂
 

 9時15分、磐梯山山頂着。晴れて眺めは抜群だが飯豊方面は雲がかかっていた。山頂は一面ミヤマキンバイが咲いていた。風があって少し寒いくらいだった。20分休憩して下山。
AM9:15 磐梯山山頂 ミヤマキンバイ
 
櫛ヶ峰とミヤマキンバイ
下山

 9時55分、再び四合目弘法清水。ここで下山してもいいがまだ時間が早い。磐梯山の魅力は山頂からの眺望と三合目天狗岩付近の荒々しい稜線だと思う。この稜線に花も多い。

 2010年6月に八方台から磐梯山に登り三合目天狗岩から櫛ヶ峰に登り返し裏磐梯の銅沼から八方台に戻る周遊をした。行動時間7時間50分、周遊積算距離13.005q、累積標高差1255mとハードなコースでもう一度登る元気はない。

 ただその時、櫛ヶ峰の鞍部にバンダイクワガタが咲いていた。今回はその時より3週間も早いのでまだ咲いていないかもしれないが見てみたいと思った。それで櫛ヶ峰の鞍部まで降りて戻るコースならそれ程ハードではないだろうと行くことにした。
ミヤマタンポポ

 10時5分、お花畑への分岐を見送り下る。これが結構下るので登り返しが思いやられる。しかしこの道がミヤマキンバイとイワカガミの咲くお花畑となっていた。天狗岩の岩峰も格好良く檜原湖もよく見える。まさにここが磐梯山のハイライトだと実感した。
 
イワカガミとミヤマキンバイ
 
 
    
 
 
AM10:20 猪苗代登山口分岐 ミヤマアズマギク 

 10時20分、猪苗代登山口分岐。さらに下って10時30分、櫛ヶ峰鞍部に出た。櫛ヶ峰はここから登るがロープが張ってあって通せんぼ。櫛ヶ峰の登りは一般道ではないので基本登れない。ただ踏み跡程度の道はあるがガレていて登りにくい。下りは滑ってとても危険だ。もちろんトラロープなどはない。
   
    
  

 鞍部からは稜線を離れて裏磐梯への下りとなる。ここで引き返す。バンダイクワガタを探すが見当たらない。イワカガミはこれでもかと咲き誇っていた。あきらめて戻ろうかと思った時、なんとか一輪だけバンダイクワガタを発見。やはり時期は早いようで蕾が多くひとつだけ花を開いていた。とにかくこれが見られてよかった。
バンダイクワガタ

 あとはお花畑分岐まで結構急な登り返しとなる。10時40分、猪苗代登山口分岐からすぐ上の三合目天狗岩で昼食。昼食後、さらに登り返して11時25分、お花畑分岐。
天狗岩 
  
    

 ここからは台地状の道を進む。ミヤマキンバイのお花畑がずっと続く。11時35分、八方台へ下る道に合流。あとはひたすら下るだけだが結構長く感じられた。12時25分、中の湯。12時55分、駐車場に戻った。
お花畑
ミネザクラ
  

 帰りも磐越自動車道磐梯河東ICから高速に乗り自宅着15時30分。帰りの磐越自動車道は一車線の区間もまったく詰まることなく通れた。こんなことは初めてだ。それほど空いていた。
動画はこちらから
2020年山行記録