怪無山(1,549m)と瑪瑙山(1,748m)

【日時】 2023年5月28日(日)日帰り

【メンバー】 セフコT

【天候】 曇りのち晴れ

【コースタイム】  4:30 自宅発=(北陸自動車道上越IC・R18号経由)=7:00 戸隠スキー場中社ゲレンデ駐車場〜7:15 発―8:05 怪無山―8:10 分岐―9:10 瑪瑙山山頂(10分休憩)―10:00 分岐(昼食25分)―10:50 分岐―11:50駐車場 =(R18号・上信越自動車道妙高高原IC経由)=14:05 自宅

(登り1時間55分 下り2時間5分 周遊累積標高+622m -609m 周遊積算距離9.556q  車両走行距離往復308q)

【使用カメラ】 OM SYSTEM OM-1


 この週末は土曜日が晴れ、日曜日が曇り。土曜日に行きたかったが人間ドック。仕方なく日曜日に行ったがだんだん晴れてきてラッキーだった。

 瑪瑙山は中社ゲレンデから越水ゲレンデを回り下山は小川の小径。ネットでこの小川の小径にクリンソウが咲いてあるとアップされていたのでそれを目当てに登ることにした。

 瑪瑙山山頂周辺にはムラサキヤシオがいっぱい咲いていた。小川の小径にはクリンソウが数輪だったがきれいに咲いていた。結構大きな株でこんなに花を付けているクリンソウは初めて見た。

 というよりクリンソウ自体、いままで山であまり見たことがない。クリンソウは奥日光の千手が浜が有名でここはすごい数が群生しているようだ。一度見てみたいと思っているが家から遠いので未だ行けていない。

 昨年、妙高高原の笹ヶ峰でクリンソウを見つけたが、ほんの数輪でそれも小さなものだった。それくらいしか見たことがなかったがこんな所にこんな大きなクリンソウが見られるとはビックリした。クリンソウと一緒にニリンソウもいっぱい咲いていた。

AM7:15 戸隠スキー場中社ゲレンデ駐車場発

 今日は久しぶりに単独行。朝4時30分、自宅発。北陸自動車道上越ICを降りて国道18号を南下。戸隠スキー場越水ゲレンデ駐車場でトイレを拝借。ここから中社ゲレンデ駐車場へ移動。7時着。この駐車場はわかりにくいが昨年9月に来ている。駐車車両はなし。(下山時、2台)7時15分、歩き出す。

 ここから先もわかりにくい。瑪瑙山周辺は看板なるものがほとんどない。これも昨年9月に来ているので迷わず進む。しばらくはスキー場の作業道を九十九折りに登る。足下にはチゴユリやスミレなどが咲いていた。

 35分ほど登るとゲレンデに出る。あとは山頂直下までずっとゲレンデ歩きとなる。ゲレンデは時期によってはお花畑になるがまだ早いようだ。振り返ると高妻山や戸隠連峰が見える。雲間から北アルプスも見えた。

 8時5分、怪無山。山頂への道はなくリフト降り場周辺を怪無山とする。ここから一旦下る。5分ほどで分岐。前回は真っ直ぐ登ったが今回は越水ゲレンデへ周遊する。すぐにスキー場の建物がありトイレが使えた。
チゴユリ AM8:05 怪無山
分岐を左へ トイレ使用可

 ここからまた作業道を登る。ムラサキヤシオが現れた。上に行くほど数が増える。再びゲレンデに出る。高デッキ山方面への分岐を見送りゲレンデを直登。山頂直下だけ登山道を歩く。足元にはミツバオウレン。
高妻山
焼山・火打山
ゲレンデを直登 ムラサキヤシオ

 9時10分、瑪瑙山山頂着。眺めのいい山頂ではあるがいまいち雲が多い。単独の女性が時間差で2人やってきた。一人は瑪瑙山まででもう一人は飯縄山へ向かっていった。10分休憩して下山。下山は分岐で見送ったゲレンデを下る。
ミツバオウレン AM9:10 瑪瑙山山頂
雲間から北アルプス
槍穂高連峰

 こちらはムラサキヤシオがいっぱい。蕾も多いので見頃はこれからか。再びゲレンデに出てあとはゲレンデを下るのみ。単独の男性や6人パーティーが登ってきた。前回来た時より人が多い。またゲレンデで山菜採りをする人も多かった。
 

 10時、分岐。ここで昼食。10時25分、下山。ここから小川の小径方面に下る。ここからはずっと登山道。新緑がきれいな森である。下りきった所が飯縄山登山口への分岐。時間は10時50分。左へ行けば 飯縄山登山口。右が小川の小径。

 ずっと小川に沿って歩く。この道がすごい。前回来た時はシラヒゲソウが咲いていた。今回のお目当てはクリンソウ。見逃さないようにゆっくり進む。なかなか出てこない。10分ほど進むと突然クリンソウが現れた。それも大きな株。色鮮やかな花がびっしりと咲いている。うっそうとした森の中にこの花だけ輝いている、そんな感じだ。

 ニリンソウやクルマムグラ・スダヤクシュ・キンポウゲ(ウマノアシガタ) なども咲いていた。その後もクリンソウが数輪咲いていた。一番最初に見たのが一番大きくてあとは小ぶりで感動が薄れた。
AM10:50 分岐 小川の小径
キンポウゲ(ウマノアシガタ)
クルマムグラ スダヤクシュ
ニリンソウ
クリンソウ
 
 
 
 
   
 
 
ラショウモンカズラ

 森を抜けると中社ゲレンデに出る。空はすっかり青空になり戸隠連峰がくっきりと見えた。最後は登り返して11時50分、車に戻った。帰りは上信越自動車道妙高高原ICから高速に乗り自宅着14時5分。
再び中社ゲレンデに出る
戸隠連峰
2023年山行記録