 AM6:50 富士見下駐車場発 |
朝４時５分、自宅発。関越自動車道沼田ＩＣを降りて国道120号へ。昨年の１１月に椎坂峠にトンネルが出来てバイパスになったとのこと。今日初めて通ったが超便利だ。時間短縮と渋滞回避にすこぶる有効だ。これで尾瀬・日光方面に行きやすくなった。戸倉の駐車場には鳩待峠満車の看板があり戸倉の駐車場へ入るように誘導していた。 それを横目に見ながら富士見下の駐車場へ向かう。初めて通る道でどんな道か不安だったが最後まで舗装されていて一安心。駐車場着６時３０分。駐車車両は１台。手前の駐車場にも１台あっただけ。やはりここから登る人は少ないようだ。６時５０分、歩き出す。 |
| ゲートを越えて林道に入るが林道には雪はなかった。しばらく行くと雪が現れ、土の道と交互になる。前方を歩いていた単独の山スキーヤーに追いついた所からはずっと雪道となった。山スキーヤーにここから先はずっと雪道ですかと確かめた。山スキーヤーは先週も来たようで、そうだと答えた。ここには何度も来ている人のようで、この先は夏道を行かずに近道があるとも教えてくれた。我々は６本爪のアイゼンを付けたので山スキーヤーが先行した。 近道というのは田代原を横切る。夏は通れないのでこの時期だけ見られる景色のようだ。なかなかいい所だった。田代原で休憩して今度は我々が先行する。山スキーヤーにそっちの方向だと教えてもらい進む。最後、尾根に直登しようとしたら、右に回り込むように指示された。我々はＧＰＳを持っているので直登しても夏道に出られるとわかっていたが指示に従った。あとはひたすら林道歩きが続く。 |
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| 林道歩き |
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| AM7:45 田代原 |
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| 田代原 |
| 林道は最後にアヤメ平の稜線下をトラバースする。アヤメ平の稜線は南側が断崖絶壁で北風によって雪庇が発達する。この時期その雪庇が崩壊して林道側に雪崩落ちる。なかなかすごい景観だ。山スキーヤーはこの右か左の尾根を降りればアヤメ平からの近道になると、また教えてくれた。見上げるとどう見ても降りられそうな感じがしない。それに今日は６本爪のアイゼンでピッケルも持ってきていない。稜線から見下ろした時も怖そうだったのでこのアドバイスはスルーさせてもらった。 |
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| アヤメ平の稜線下をトラバースする |
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| 雪庇が崩壊して林道側に雪崩落ちる |
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| 林道のトラバースが終わり登りきると富士見小屋に出た。小屋はまだ半分雪に埋もれていた。時間は９時３０分。ここから一旦富士見湿原に出る。広い雪原で燧ヶ岳が見えた。稜線に出たら急に風が強くなり寒いのでジャケットを着込む。ここから左に稜線を進む。トレースははっきりしないが稜線上を適当に歩けばいい。そして先程林道から見上げた雪庇の上に出た。さっきは見上げたが今度は見下ろす。やはりすごい景観だ。あとは広い稜線を進むとアヤメ平だ。 |
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| AM9:30 富士見小屋 |
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| 燧ヶ岳が見えた |
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| アヤメ平への稜線 |
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| 平ヶ岳と景鶴山 |
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| 一番奥が日光白根山 |
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| アヤメ平 | 燧ヶ岳 |
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| アヤメ平 |
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| アヤメ平と至仏山 |
| １０時１０分、アヤメ平山頂着。看板もあり木道も一部出ていた。前方には至仏山。振り返れば燧ヶ岳。平ヶ岳に日光白根山・皇海山・上州武尊と上信越の百名山がずらりと並ぶ。そして一面の雪原。まさに山の楽園だ。稜線では鳩待峠から来た人、尾瀬ヶ原から来た人と数人とすれ違った。ここで昼食といきたい所だったが風が強くて寒い。先程の雪庇の稜線まで戻ったら風が当たらなかったのでそこで昼食にした。 下山は来た道を戻った。気温が上がった雪は腐ってきたがそれほど歩きにくくはなかった。１２時５０分、駐車場に戻った。帰りの国道１２０号もほとんど渋滞もなく沼田ＩＣから高速に乗り自宅着１５時５０分。 |
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| AM10:10 アヤメ平山頂 |
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| アヤメ平山頂 |
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| アヤメ平山頂 |
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| 燧ヶ岳 |
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| 至仏山 |
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| 燧ヶ岳 | |
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| 日光白根山 | |
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| アヤメ平山頂 | |
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| アヤメ平と至仏山 | |
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| 燧ヶ岳と尾瀬ヶ原 | |
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| 燧ヶ岳 | |
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| 下山 | |
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| PM0:10 田代原 |
