 AM7:25 白馬岩岳登山口発 |
朝５時２０分、自宅発。北陸自動車道糸魚川ＩＣを降りて国道148号を南下。白馬岩岳スキー場駐車場を過ぎて白馬岩岳登山口の路肩に車を駐めた。時間は７時５分。2014年10月に登っているので登山口は把握している。その時山頂付近から見た新雪を被った後立山連峰がきれいで、今度は残雪期に来たいと思っていた。 ただ白馬岩岳スキー場に着いてびっくりした。雪がまったくない。今年は暖冬でどこも雪不足なことは承知していた。でも白馬岩岳スキー場のHPには３月末で山頂80cm、山麓20cmの積雪と書いてあったのだ。 |
それだけ雪があれば夏道も埋まっているのでゲレンデを登ることになりそうだ。ゲレンデは急斜面なのでピッケル・アイゼンが必携かと思っていた。雪がないのでもちろん夏道を登る。それでも山頂付近はそれなりに積雪があるだろうとピッケル・アイゼンにワカンまで持って出発した。時間は７時２５分。 しばらくは林道をジグザグに登る。林道終点から登山道に入り少し行くと犬の寝床と書かれた看板がある。階段３４２段の表示。ここから階段が続く。８時３５分、天狗の庭。ここから白馬三山や不帰ノ嶮がよく見える。 |
 |
 |
| AM8:00 犬の寝床 | AM8:25 天狗の庭 |
 |
 |
| 天狗の庭から見る白馬三山 | ゲレンデに出るとやっと残雪が現れる |
 |
| 天狗の庭から見る不帰ノ嶮 |
登山道には青々した葉がいっぱいあった。花には詳しくないがウワウチワの葉かな。もう少しするとこの道はイワウチワロードになるのだろうか。階段が終わるとゲレンデに出る。ここで初めて雪が現れる。その後は夏道と雪道が交互に現れ、その後はずっと残雪歩きとなった。積雪は２0cm位か。トレースはないがつぼ足でどこでも歩ける。スパッツも持ってきたが使わずに済んだ。ピッケル・アイゼン・ワカンはすべて無駄な装備となった。 上部のゲレンデまで来ると大展望が広がる。これが見たかった景色だ。春霞でぼやっとしているのがちょっと残念。ここで地元の２人組の人と会った。２人はペンション村の林道を登ってきたようだ。我々はここから目の前のサウスゲレンデを下ることにした。不帰ノ嶮と白馬三山に吸い込まれるような感じで下る。絶景だ。ここはゲレンデに開発されたから展望がよくなったのだろうか。岩岳の山頂は木々に覆われて展望がない山なのである。 |
 |
| 不帰ノ嶮と白馬三山 |
 |
| サウスゲレンデを下る |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
|
| 鹿島槍ヶ岳・五竜岳・唐松岳・不帰ノ嶮 | |
サウスゲレンデのリフト乗り場まで降りる。時間は９時４５分。５分休憩してまた登り返す。そして岩岳の山頂まで再び登る。ゲレンデに残された立木がある所まで登る。この立木が絵になる。山頂は展望がないので今日はここまでにした。ここで昼食。残雪の後立山連峰の絶景を見ながらの贅沢な時間だ。 １０時５０分、下山。２組のスキーヤーが登ってきた。今日あったのは４人だけだ。スキー場の営業が終わると静かな山になる。１１時２５分、天狗の庭。１１時５０分、犬の寝床。１２時２０分、車に戻った。帰りも糸魚川ＩＣから高速に乗り自宅着１５時。 |
|
 |
|
| 白馬三山と立木 | |
 |
|
 |
|
 |
|
| アルプスの展望台としては一級だ | |
 |
|
