唐松岳(2,696m)

【日時】 2019年5月4日(土)・5日(日)一泊二日小屋泊まり

【メンバー】 セフコT・セフコH

【天候】 快晴

【コースタイム】 5月5日 6:15 唐松岳頂上山荘発―7:00 丸山ケルン(5分休憩)―8:05 八方池(10分休憩)―9:00 八方池山荘=9:05 グラートクワッド乗車=アルペンクワッドリフト=八方ゴンドラリフト=9:35 駐車場=(国道148号・北陸自動車道糸魚川IC経由)=14:20 自宅

(下り2時間45分 車両走行距離往復378q)

【使用カメラ】 オリンパス・OM-D E-M1・MarkU

 朝4時起床。日の出は4時48分。4時30分、小屋を出る。小屋の裏のコブまで登る。唐松岳の山頂まで行かなくてもここからで十分ご来光は見られる。山頂へ向かう人もいたが、ここで見る人も多くいた。小屋から1分の所でご来光を見られるのは稜線上にある小屋ならではだ。

 時間通りに高妻山の右手から太陽が昇ってきた。高い山でご来光を見るのは2013年の八ヶ岳・双子山以来だ。その時も小屋泊まりで、小屋泊まりはそれ以来2回目だ。BS放送の山の番組ではよく見ているがやはり本物は感動する。

 日が昇りきると反対側の立山連峰・剱岳が赤く染まる。モルゲンロートだ。こんなきれいなモルゲンロートを見るのは初めてだ。不帰ノ嶮から白馬三山の稜線も赤く染まり残雪の山肌が一層きれいだ。

 5時10分、小屋に戻る。朝食は5時30分からだ。朝食は焼き魚・卵焼きなど。ご飯味噌汁はおかわり自由。
 
 夜明け前の立山連峰・剱岳
 
夜明け前の白馬三山
 
AM4:50 ご来光
 
不帰ノ嶮のモルゲンロート
 
立山連峰・剱岳のモルゲンロート
 
剱岳と唐松岳  
五竜岳

 6時15分、小屋を出発。コブでアイゼン装着。すぐにトラバースがある。晴れて冷え込んだので雪はよく締まっている。下りなので安全を考えてストックではなくピッケルにした。回りの人もピッケルの人が多かった。

 ピッケルはなかなか使う機会はなく今シーズン初だ。ピッケル・アイゼンで締まった雪の上を歩くのはとても気持ちが良い。これぞザ雪山といった感じでテンションが上がる。

 トラバースを過ぎれば危ない所はない。早い時間なのでまだ登ってくる人もなく八方尾根を独り占めといった感じだ。(我々と同じく小屋泊まりして下ってくる人はいたが)これも泊まったお陰だ。

 途中でライチョウに遭遇。昨日も見られたが人も多く遠くに見えただけだったが、今日は人もいなく近くで見られた。ライチョウは晴れの日にはあまり見られないと言われているが、こんな快晴の日に見られてラッキーだった。
ライチョウ

 標高が低くなるに連れ雪は緩んできた。八方山荘に泊まった人が登って来た。8時5分、八方池。池の手前でアイゼンを外す。登りは池に降りなかったので降りてみた。雪に埋まっているので池の上を歩ける。ベンチが出ていたのでそこで休憩。

 ここからはほぼ夏道。始発のゴンドラ・リフトの人達が登って来た。昨日ほどの行列にはなっていなかった。9時、八方池山荘着。すぐにグラートクワッド乗車。アルペンクワッドリフト・八方ゴンドラリフトを乗り継いで9時35分、駐車場に戻った。
AM8:05 八方池

 岩岳の湯で温泉に入ろうと思って行ったら営業は13時からだった。仕方なく道の駅小谷まで行って温泉に入り昼食も食べた。道の駅は満車状態で大賑わいだった。帰りも北陸自動車道糸魚川ICから高速に乗り自宅着14時20分。
動画はこちらから
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2019年山行記録