朝３時１０分、起床。テントから出ると星空。ご来光は確実に見られそうだ。準備をして３時４０分、歩き出す。ヘッドランプを付けて登山道に入る。何度も登っている道なので暗くても問題ない。ただ怖いのが熊だ。熊鈴を鳴らして登るが、かえって熊を目覚めさせるのではないかと心配になる。 ３時５５分、中分岐。ここを右折。４時５分、鐘分岐。ここで休憩。日の出には少し早いようなのでここで時間調整のためお湯を沸かす。山頂で朝食を食べる予定で山頂が寒いと困るのでここで沸かして魔法瓶に入れる。寒いのかなかなか沸かず２０分の長休憩になった。 そしたら単独の男性が登って来た。車中泊ですかと聞いたら彼もキャンプ場から登って来たとのこと。我々とは違う道から登って来たようだ。地図にはキャンプ場からすぐ右折して湯の丸山登山道に出る道が載っていたのは知っていたが、分岐がわからずその道はないものだと思っていた。 下山後、よく見たらトイレの脇に分岐があった。看板もあったがわかりにくい所にあったので見落としていたのだ。単独の男性は先に進んだ。結局山頂でご来光を見たのは我々とこの男性の３人だった。 |
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| AM3:55 中分岐 | AM4:05 鐘分岐 |
鐘分岐からしばらくは樹林に中。でも道はずっと大きな岩がゴロゴロして歩きにくい。振り返ると夜景がきれいだ。空も段々白んできて太陽の方向が赤く染まりだした。 |
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| 夜明け前 | |
山頂直下は急登になり５時１５分、湯ノ丸山南峰山頂着。風もなく穏やかだ。先程の男性は少し離れた所にいて話をすることはなかった。日の出の時刻は５時４０分。少し時間があるので朝食。といってもバターロールにコーンポタージュとコーヒー。それでも贅沢な朝食だ。 |
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| AM5:15 湯ノ丸山南峰山頂 | |
５時２５分、篭ノ登山・浅間山の左側から太陽が昇ってきた。調べてきた時間より早い。山頂だからなのかはわからない。季節によっては浅間山が邪魔になるようだがこの季節はバッチリときれいなご来光が見られて大満足だ。 ２０分ほど続いたモルゲンロートは幸せな時間だ。丸く広い湯ノ丸山の山頂が一面オレンジ色に染まった。富士山や北アルプスも幻想的に見えた。 |
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| ご来光 | |
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| モルゲンロートの湯ノ丸山山頂 | |
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| 八ヶ岳・富士山・中央アルプス | |
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| 富士山 | |
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| 穂高連峰 | |
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| 下山 | |
５時５０分、下山。ご来光に向かって降りる感じがまたいい。ポツリポツリと登ってくる人がいた。明るくなって斜面にイワインチンが群生しているのが見えた。朝日を浴びるイワインチンもきれいだ。太陽の力はすごい。 ６時３５分、鐘分岐。６時４５分、中分岐。６時５５分、キャンプ場に戻った。キャンプ場の人達がやっと起き出した時間だ。小腹が空いたのでアルファ化米の山菜おこわとサラダを食べた。 朝露でびっしょり濡れていたテントとタープもゆっくりしていたらすっかり乾いた。テントを撤収して９時２０分、キャンプ場を後にした。とりあえず温泉に入りに行く。地蔵峠から鹿沢温泉方面に降りる。 国道１４４号に出て右折。しばらく行くと「つつじの湯」という大きな看板がある。事前に調べた情報では午前１０時オープン。少し早いが行ってみたら開いていた。三連休だしキャンプ場も多いので早く開けたのかな。 すでに客も入っていた。大人１人６００円。薄緑色の濁り湯が特徴的で、肌を滑らかにする炭酸水素塩泉と保湿効果が高く体の温まる塩化物泉の性質を持ちます、とのこと。露天風呂もありなかなかいい温泉だった。 |
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| イワインチン | クリックで拡大 |
さてあとは帰るだけ。上信越自動車道須坂長野東ＩＣに出るか関越自動車道月夜野ＩＣで出るか。時間もあるので下道が長い月夜野ＩＣにした。国道１４４号から１４５号へと進む。途中１４４号沿いに大きな滝が見えたので寄ってみた。国道沿いにこんな大きな滝があるなんてちょっと意外だ。「瀬戸の滝」という名前で高さ６０ｍと書かれてあった。 |
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| 瀬戸の滝 | |
１４５号沿いの道の駅八ッ場ふるさと館で昼食を食べようと思って寄ったが満車で車が駐められず、その先のそば処やんばでそばを食べた。以前日帰り観光で八ッ場ダムを見に来た時に食べたそば処で安くて美味しかったのでまた食べることにした。あとは関越自動車道月夜野ＩＣから高速に乗り自宅着１４時１０分。 |
